CBN(Chemistry & Biology News)
2025/07/29 筑波大学の野村研究室で研究発表&キャリア学習!
公益財団法人科学技術広報財団(PCOST)の事業の一つとして科学技術科化学生物領域3年次生と2年次生、計2名が筑波大学の野村暢彦研究室を訪問しました!
■主な活動
・研究発表:野村教授をはじめとし、研究室に所属する研究員の方や大学生の前で発表し、専門家との活発な議論で研究のヒントを多数獲得しました。
・キャリア学習:大学生からリアルな進路や研究の話を聞き、将来を具体的に考える貴重な機会になりました。
・野村研究室見学:最先端の実験装置が並ぶ現場に、知的好奇心を刺激されました。
第一線の研究に触れた今回の経験は、二人にとって大きな財産となりました。 野村研究室の皆様、温かいご指導をありがとうございました。
次回はいよいよ大学での実験に挑戦します!
2025/08/21 金沢大学ナノ生命科学研究所見学(江崎玲於奈賞受賞 安藤敏夫先生)
科学技術科化学生物領域2年次生1名が、「第21回江崎玲於奈賞」を受賞された安藤敏夫先生がいらっしゃる、「金沢大学ナノ生命科学研究所」の研究室見学会に参加しました。
安藤先生が開発された「高速原子間力顕微鏡(高速AFM)」の説明を聞き、それを用いたタンパク質の観察、施設見学等をしました。
安藤先生が、「高速AFM開発のきっかけは、『動くタンパク質分子がある。動くところを見てみたい。だったらそれが見られる顕微鏡を作ればいい。』ということだった。」とおっしゃっていました。純粋な知的好奇心からのスタートだったということに感銘を受けたと同時に、未来の科学者かもしれない本校生徒の皆さんにも、その気持ちを持ち続けてほしいです。
2025/08/29 筑波大学の野村研究室の設備で課題研究および研究体験!
公益財団法人科学技術広報財団(PCOST)の事業の一つとして科学技術科化学生物領域3年次生と2年次生、計2名が筑波大学の野村暢彦研究室で研究体験を行いました!
■ 主な活動
1. 課題研究:研究室の設備を利用したナノプラスチックの回収
臼井さんの課題研究テーマであるナノプラスチックについて、研究室の超遠心機を用いて試料から分離・回収を試みました。その結果、ナノプラスチックをペレット(沈殿物)の状態で取り出すことに成功しました。
2. 研究体験:乳酸菌の顕微鏡観察
市販の乳酸菌飲料に含まれる菌を「LIVE/DEAD染色」という手法で染め分け、蛍光顕微鏡で観察しました。これにより、飲料の中で乳酸菌が実際に生きていることを確認できました。
実験では失敗も経験しましたが、その都度原因を分析し解決策を探るという、科学的なプロセスを体験的に学びました。本校の生徒にとって、普段より一歩進んだ内容に挑戦する良い機会となりました。
野村研究室の皆様には、温かいご指導をいただき、心より感謝申し上げます。