校長挨拶

  茨城県立つくばサイエンス高等学校のホームページにアクセスしていただきましてありがとうございます。

 本校は令和5年に開校したばかりの学校です。開校当初は「科学技術科」のみでしたが、本年4月より「普通科」が併置されました。


 科学技術科は、「科学技術」に特化した学びや探究活動を充実させ、理系大学への進学をめざします。将来は、研究者、高度技術者、起業家などとして活躍する人材を育てています。2年次からは、ロボット・情報・建築・化学生物の4領域に分かれて学習や研究を進めてまいります。


 普通科は、「文理融合」の学びを充実させ、普通科では珍しい「理数探究」を履修します。AIやデータサイエンスにも力を入れています。4年制大学進学をめざし、社会の担い手として未来を作り上げる人材育成をしています。


 本校の自慢できる施設をぜひ見に来てください。全国でも珍しい、遺伝子組み換えができる実験装置や電子顕微鏡などの最先端の機器は、大学の実験室や研究室に引けを取りません。
 本校の教育活動や生徒の活躍の様子につきましては、絶え間なく広く発信してまいります。

 どうぞ、ご支援ご指導をいただけますよう、よろしくお願いいたします。

                                      茨城県立つくばサイエンス高等学校長 石塚 照美

 

令和7年1月8日(水)冬季休業後集会

令和7年1月8日(水)冬季休業後集会訓話概要

昨年は、元日に能登半島の大きな地震があり、激動の幕開けとなった。

今年は、少しは穏やかなお正月を迎えることができたことにまずは感謝しよう。

自分にとって最も大切な人はだれか。突き詰めて考えると、自分自身かもしれない。

自分自身と円滑な人間関係を築くことが心の安定につながるかもしれない。

なぜかいつも不機嫌な人がいる。

そういう人は自分との関係について、一度考えてみるとよいのではないだろうか。

自分の機嫌を他人に取ってもらおうとせず、自分で自分の機嫌を取ることを心掛けてほしい。

自分の機嫌がよくなる方法は、自分自身が一番わかっているのではないか。

機嫌という本来の意味は、自分と相手の機嫌を考えて行動すること、非難されるような行動をとらないこと、ルールを守って生活すること。

今年、人間的に一歩成長するために、気を遣ってもらう側から抜け出してみないか。

皆さんにとって、よい1年になりますように。

令和6年12月23日(月)冬季休業前集会

令和6年12月23日(月)冬季休業前集会訓話概要

西表島を横断したことがある。かなりハードな体験で、これ以上のつらいことはないだろうと思った。

この体験を思い起こせば、何でも耐えられるとも思った。

しかし、本当に試練を与えられたとき、もう嫌だ、やっていられないとおもったとき、

乗り越えさせてくれたのは、友人や家族などの身近な存在だった。

何かあったとき、どうしようもない挫折感を味わったとき、立ち直れないと思ったとき、

きっと最後に助けてくれるのは周囲の人だ。

周囲の人との絆や支え合いが、人生の試練に立ち向かう力になるということはよくあること。

孤独なときには、周りの人に頼ることで立ち直ることができる。

今年もまもなく終わる。大切な出会いや人々とのつながりを思い起こし、来年を迎えたい。

気づきと成長を得られる年に、またしていきたいと考える。

令和6年9月2日(月)夏季休業後集会

令和6年9月2日(月)夏季休業後集会訓話概要

県立高校にインターネットが整備されたのが25,6年前のこと。

授業でどのようなことができるか模索した。

ホームページを立ち上げ、学校でも家でも学習できる教材を作った。

まだ先進的だったため、苦労もした。しかし、楽しみもあった。

何かのパイオニアになるのはたいへんなこと。

皆さんは、パイオニアになるほうを選ぶか、追従するほうを選ぶか。

これからの課題にしてほしい。

令和6年7月19日(金)夏季休業前集会

令和6年7月19日(金)夏季休業前集会訓話概要

来年度普通科が併置される。その影響もあって、多くの方が学校説明会に申込してくれている。

積極的にボランティアとして参加してほしい。

様々な方が本校を応援してくださっている。

名誉校長として、ノーベル物理学賞を受賞された小林誠先生が就任してくださる。

また、サイエンスアドバイザーとして筑波大学の磯部先生、日本女子大学の永田先生の就任が決定している。

本校は、非常に注目されている学校である。

皆さんは、それにふさわしい行動をしてほしい。

遊びも研究も、部活も勉強も、精一杯取り組む夏にしてください。

令和6年4月9日(火)入学式

令和6年4月9日(火)入学式 学校長式辞概要

高校生活3年間は、これからの生き方を左右する大切な時間。

自分自身の中に潜んでいる自己を発見するということは簡単なことではない。

様々な出会いが、自己発見につながる。

様々な人、出来事、書物との出会いによって、自分では気づかなかった特性に気づく。

自由に、恐れずに、積極的に新しい環境や状況に向かって行き、伸び伸びと成長してほしい。

令和6年4月8日(月)始業式

令和6年4月8日(月)始業式 学校長訓話概要

生きた化石「カブトガニ」が現代の医療に役立っている。

ゲームの概念が変化してきている。eスポーツの教育効果や高齢者福祉への利用。

固定観念に縛られていると、世界が広がらない。

知らなかったことが知識として広がる喜びを実感してほしい。

新しい出会いの春。

人と人との出会いが広がることで、違った世界が見えてくる。

充実した1年にしてほしい。