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TsukuS Topics(つくばサイエンス高校ブログ)

2025/09/28 柳橋小学校の皆さんと3Dプリント

本日、つくば市立柳橋小学校から5、6年生の4名の児童の皆さんが、本校を訪れてくれました。

今回の交流は、地域連携の一環として、小学校の皆様が大切にされているオリジナルキャラクターを、本校の技術で3D化するという、楽しいプロジェクトとして実現しました。小学生のイラストをもとに、本校職員が作成した立体的なキャラクターのデータを画面で見た瞬間、「わー、動いてる!」と歓声が上がりました。

   

その後は、本校の造形室へ移動。いよいよ、デジタルデータが現実の「もの」になる瞬間を体験してもらいました。

子どもたちは、3Dプリンターの仕組みに興味津々。

細いプラスチックの糸(フィラメント)が溶かされ、少しずつキャラクターの形になっていく様子を、食い入るように見つめていました。

「あっ!少しずつプリントされている!」という声も聞こえ、テクノロジーが「ものづくり」を身近にしていることを感じてもらえたようです。

また、手元にある実物を瞬時にデータ化する3Dスキャンのデモンストレーションも見学しました。

     

3Dプリンティングは時間がかかるため、完成したキャラクター模型は、後日、本校から柳橋小学校へお渡しする予定です。

今回の体験が、柳橋小学校の皆さんの心の中に、科学や技術に対する新しい興味や、「将来こんなものを作ってみたい!」という未来への小さなきっかけとなれば幸いです。

柳橋小学校の皆さん、本日はありがとうございました!またのご来校を心よりお待ちしています。

 

2025/09/27 宇宙探究セミナー開幕

今年も宇宙探究セミナーが始まりました。

宇宙や科学技術に興味のある1年次生、2年次生が集結。

1年次生は普通科の生徒も参加しています。

2年次生も4領域から参加しています。

講師は、筑波大学教授の亀田敏弘先生とデジタル化推進アカデミー学長の岩田敏彰先生です。

これから、5回にわたってGPSや気象衛星などを体験的に学んでいきます。

贅沢な5日間が開幕です。

2025/09/26 前期終業式

令和7年度前期終業式を行いました。

終業式に先立って、生徒会役員任命式、表彰式を行いました。

生徒会選挙立会演説会の様子生徒会選挙立会演説会の様子

学校を楽しくしたい、みんなの思いを実現したい、行事を盛り上げたいというやる気あふれる生徒会役員が誕生しました。

表彰式では、関東大会等で成果を残した生徒を表彰。実にいい笑顔でした。

コンテスト等で成果を上げている生徒が多いです。後期の表彰式も楽しみです。

10月1日 後期スタートです。未来に目を向け突き進めサイエンス生!

2025/09/20 ロボットアイデア甲子園東京都大会発表会

9月20日、東京都港区 東京タワーのすぐそばにある機械振興会館にて、ロボットアイデア甲子園 東京都大会の発表会が行われました。科学技術部の1年次生1名と2年次生1名が、発表者として選抜され、ロボットのアイデアについてプレゼンテーションを行いました。

1年次生による海岸清掃ロボット「ぴっく君~海を毎日美しく~」は、模型や動画を使ったプレゼンテーションが評価され、ロボットメーカー賞を受賞しました。

2年次生による農業を支援するための「農業遠隔管理ロボット」は、背景や用途がしっかりとまとめられている点が評価され、「東京都中小企業振興公社理事長賞」を受賞しました。

なお、見学者として参加した生徒たちも、プレゼンテーションの内容や審査員の先生方のコメントから自らの探究活動に関するヒントを得たり、他校の生徒と交流したりと有意義な時間を過ごしました。

2025/09/08 ようこそ臺北市數位實驗高級中等學校(Taipei Digital Exp...

台湾から10名の生徒と2名の教員が、本校を訪問してくださいました。

開校してまだ4年目の、デジタル専門の高校の生徒さんたちです。

本校の2年次生は、7月にオンラインで交流し、今回は台湾から来日、そして12月には本校生が修学旅行で訪問します。

ウェルカムセレモニーのあと、本校の授業を見学や体験をしてもらいました。

生徒たちがいま進めている研究内容についても、説明したり、質問を受けたりする場面もありました。

12月の再会を楽しみにしています!

2025/08/21 金沢大学ナノ生命科学研究所見学(江崎玲於奈賞受賞 安藤敏夫先生)

科学技術科化学生物領域2年次生1名が、「第21回江崎玲於奈賞」を受賞された安藤敏夫先生がいらっしゃる、「金沢大学ナノ生命科学研究所」の研究室見学会に参加しました。

安藤先生が開発された「高速原子間力顕微鏡(高速AFM)」の説明を聞き、それを用いたタンパク質の観察、施設見学等をしました。

安藤先生が、「高速AFM開発のきっかけは、『動くタンパク質分子がある。動くところを見てみたい。だったらそれが見られる顕微鏡を作ればいい。』ということだった。」とおっしゃっていました。純粋な知的好奇心からのスタートだったということに感銘を受けたと同時に、未来の科学者かもしれない本校生徒の皆さんにも、その気持ちを持ち続けてほしいです。

 

2025/08/29 筑波大学の野村研究室の設備で課題研究および研究体験!

公益財団法人科学技術広報財団(PCOST)の事業の一つとして科学技術科化学生物領域3年次生と2年次生、計2名が筑波大学の野村暢彦研究室で研究体験を行いました!

■ 主な活動

1. 課題研究:研究室の設備を利用したナノプラスチックの回収

臼井さんの課題研究テーマであるナノプラスチックについて、研究室の超遠心機を用いて試料から分離・回収を試みました。その結果、ナノプラスチックをペレット(沈殿物)の状態で取り出すことに成功しました。

 

2. 研究体験:乳酸菌の顕微鏡観察

市販の乳酸菌飲料に含まれる菌を「LIVE/DEAD染色」という手法で染め分け、蛍光顕微鏡で観察しました。これにより、飲料の中で乳酸菌が実際に生きていることを確認できました。

 

実験では失敗も経験しましたが、その都度原因を分析し解決策を探るという、科学的なプロセスを体験的に学びました。本校の生徒にとって、普段より一歩進んだ内容に挑戦する良い機会となりました。

 

野村研究室の皆様には、温かいご指導をいただき、心より感謝申し上げます。

 

2025/09/04 小学生が建築模型の学習

柳橋小学生3名が、建築模型の勉強にやってきました。

これから、自分たちで考えた未来施設をつくるそうです。

建築領域の教員から、模型の種類や何を伝えたいかで見せ方が変わるというレクチャーや、素材や作成のコツなどを教わりました。

熱心に聞き、質問をしながら自分たちの作るものをどう表現したいかを考えていました。

2025/07/29 筑波大学の野村研究室で研究発表&キャリア学習!

公益財団法人科学技術広報財団(PCOST)の事業の一つとして科学技術科化学生物領域3年次生と2年次生、計2名が筑波大学の野村暢彦研究室を訪問しました!

■主な活動

・研究発表:野村教授をはじめとし、研究室に所属する研究員の方や大学生の前で発表し、専門家との活発な議論で研究のヒントを多数獲得しました。

・キャリア学習:大学生からリアルな進路や研究の話を聞き、将来を具体的に考える貴重な機会になりました。

・野村研究室見学:最先端の実験装置が並ぶ現場に、知的好奇心を刺激されました。

第一線の研究に触れた今回の経験は、二人にとって大きな財産となりました。 野村研究室の皆様、温かいご指導をありがとうございました。

次回はいよいよ大学での実験に挑戦します!