掲示板

TsukuS Topics(つくばサイエンス高校ブログ)

2025/10/14 性に関する講演会(2年次)

講 師としてNPO 法人ウィメンズネット「らいず」の 錦織様をお迎えし、2年次対象の講演会を実施しました。
テーマは、「デート DV~お互いを大切にする関係とは~」です。

ドメスティック・バイオレンス(DV)の内容や特徴、心身への影響などについて学ぶとともに、

人権について深く考え、将来自らが加害者にも被害者にもならないための自覚や意識を生む貴重な内容でした。

DVが非常に身近でな問題であることを、3回のロールプレイを通して学ぶ時間もありました。

特に、生徒が2人ずつ熱演した、「尊重のない会話」と「尊重のある会話」はリアルに生徒に響き、

I(アイ)メッセージの大切さを実感できました。

 

 

2025/10/11 おもしろサイエンス実験教室第3回

実験教室の第3回目は特別編で、PCOSTサイエンスキャラバンとのコラボ企画です。

会場は、翠輝学園つくば市みどりの南小学校の多目的室をお借りしました。

講師として、日本紙飛行機協会最高顧問である荒木先生をお迎えし、紙飛行機(ホワイトウィングス)を飛ばす実験を行いました。

自分で組み立てた飛行機を、的に向けて飛ばします。試行錯誤しながら、的に当てたり、枠を通したりしていました。

飛行機の原理を理解しながら、羽の調整を行い、飛ばし方も工夫しての挑戦です。

飛行機が的を抜けたとき、子供たちの目がキラキラ輝いていました。

実験教室第4回目は11月22日(土)、第5回目は12月21日(日)に、つくばサイエンス高校にて行います。

ご参加をお待ちしております。

 

2025/10/10 いばらきP-TECHキャリアセッション

P-TECHとは“Pathways in Technology Early College High Schools”の略称で、科学・技術・工学・数学の教育、職業教育などに焦点を当て、行政・学校・企業が協働してIT人材育成に取り組む教育モデルのことです。

いばらきP-TECHは、茨城県、茨城県経営者協会、日本IBMが連携・協力して行っています。

さらに、県立高等学校及び県立産業技術短期大学校(IT短大)の5年間を一貫した連携教育プログラムを実施しています。このプログラムに県内の5校が参加しており、本校も参加高校として名を連ねています。

今回は、茨城県警察本部生活安全部サイバー企画課の山本様、ペンギンシステム株式会社の八尾様を講師にお迎えし、

1年次普通科の「情報Ⅰ」の授業の一環でキャリアセッションを行いました。

「情報Ⅰ」では、情報社会の仕組みを理解し、情報を正しく扱い、主体的に課題を解決していく考える力を養っています。

今回は、県民の安全を守る立場から、サイバーセキュリティの最前線でご活躍の県警本部の方、社会の様々な課題をITの力で解決しているペンギンシステム株式会社のプロフェッショナルの方にお話をいただいた後、グループワークを行いました。

生徒からは、「最近起こった大手企業へのサイバー攻撃について、どのような対策が有効なのか」という質問や「ネットは便利だけれど、自分自身も加害者になることもあると思ったので気を付けたい」「ネットの情報を信じすぎない」などの感想がありました。

 

2025/10/09 授業を語ろう

教員研修会「授業を語ろう」を実施しました。

今回は、教育実習生も交えて、日頃の授業の様子や、授業の方法など、様々なテーマで語り合いました。

話はいつまでも尽きないくらい、熱中して語り合うそんなサイエンス高校の教員たちです。

2025/09/29 部活動栄養講習

9月29日(月)味の素株式会社の方を講師にお招きし、硬式野球部、男子バレーボール部、サッカー部、ハンドボール部、剣道部部員の生徒が参加して、『「勝ち飯」食とアミノ酸コンディショニング講習会』を実施しました。講習では、「食事・睡眠・休養」のアスリートとして最低限必要な要素である食事、補食の大切さを再認識する機会となりました。

部員からは「パフォーマンス向上のためのきっかけになった」「つくばサイエンス高等学校の部活動を盛り上げるために私たちが先陣をきっていく」といった力強い意見がありました。

講師の方からは「スポーツを科学していくと将来にも大きく役立つのでサイエンスという魅力ある舞台で大活躍してほしい」といったお言葉をいただきました。

頑張れ!!つくばサイエンス高校!!

2025/10/07 科学に関する講演会

本校の普通科は「理数探究基礎」という科目を実施しています。

この時間を使って、1年次生普通科対象の「科学に関する講演会」を実施しました。

講師は、本校のサイエンスアドバイザーである、筑波大学教授 磯部大吾郎先生です。

演題は「建築・ロボット分野でのシミュレーション技術の活用」

私たちの身近である建築物の数々、例えばビルが倒壊したら、例えば高さのある建築物を撤去しなければならなくなったら、例えば地震が起こったら部屋の中はどうなるかなど、実物で試すことができない場合シミュレーション技術が非常に有効になります。

そのような技術や活用について、具体例を用いながら授業をしてくださいました。

2025/10/06 AIカリキュラム第1日目

本校は、「AI教育支援校」になっています。

株式会社サードウェーブ、NASEF JAPAN(ナセフ ジャパン)と共同開発した教材を使用して、授業を展開していきます。

サードウェーブのAIエンジニアチームが直接技術指導をしてくださるのも、非常に魅力的です。

さて、第1日目の本日は、「LLM」について知る基本の授業でした。

今後、LLMの開発やオリジナルの生成AIチャットボット開発に取り組みます。

本日は、茨城新聞が取材に来てくださいました。

2025/10/06 化学・生物領域 課題研究実験中

シシトウを刻んで実食し、味の確認をしている生徒たちがいました。

化学・生物領域の生徒です。

生育環境や生育のさせ方により、シシトウの辛さの違いを確認していました。

多くのデータを集め、どんな研究を展開してくれるのでしょうか。

非常に楽しみです。

2025/10/05 茨城県進学フェア2025

茨城県進学フェア2025が、つくば国際会議場にて開催されました。

2200人以上の来場者がありました。

本校ブースにも、中学2年生を中心に多くの方が訪れてくださいました。

本校の特色をもっと知りたいという方が大勢訪れてくださり、熱心に質問をされていました。

併せて、11月8日の学校公開への参加希望も多かったです。

学校公開の申し込みは絶賛受付中です。

ぜひご来校いただき、授業風景や部活動の見学をしてください。

2025/09/27 ロボットアイデア甲子園茨城県大会 発表会

9月27日、つくば国際会議場にて、ロボットアイデア甲子園 茨城県大会の発表会が行われました。科学技術部の2年次生2名が、発表者として選抜され、自ら考案したロボットの活用方法について発表を行いました。

『山の守り神ロボット』についての発表では、森林管理の現状や害獣による被害額について実例を基に説明し、ロボットによる森林保護の可能性について提案しました。

『~楽しさを一緒に共有しよう~THE ハンディ』についての発表では、ハイタッチやゲームなどでコミュニケーションを取ることのできる、家庭用アームロボットを提案しました。自作の模型を使って「THE ハンディ」のイメージを具体的に説明した点が評価され、特別賞を受賞しました。

なお、見学者として参加した生徒たちも、他の発表者のアイデアに刺激を受け、自らの探究活動への意欲を高めていました。

 

 

2025/09/28 柳橋小学校の皆さんと3Dプリント

本日、つくば市立柳橋小学校から5、6年生の4名の児童の皆さんが、本校を訪れてくれました。

今回の交流は、地域連携の一環として、小学校の皆様が大切にされているオリジナルキャラクターを、本校の技術で3D化するという、楽しいプロジェクトとして実現しました。小学生のイラストをもとに、本校職員が作成した立体的なキャラクターのデータを画面で見た瞬間、「わー、動いてる!」と歓声が上がりました。

   

その後は、本校の造形室へ移動。いよいよ、デジタルデータが現実の「もの」になる瞬間を体験してもらいました。

子どもたちは、3Dプリンターの仕組みに興味津々。

細いプラスチックの糸(フィラメント)が溶かされ、少しずつキャラクターの形になっていく様子を、食い入るように見つめていました。

「あっ!少しずつプリントされている!」という声も聞こえ、テクノロジーが「ものづくり」を身近にしていることを感じてもらえたようです。

また、手元にある実物を瞬時にデータ化する3Dスキャンのデモンストレーションも見学しました。

     

3Dプリンティングは時間がかかるため、完成したキャラクター模型は、後日、本校から柳橋小学校へお渡しする予定です。

今回の体験が、柳橋小学校の皆さんの心の中に、科学や技術に対する新しい興味や、「将来こんなものを作ってみたい!」という未来への小さなきっかけとなれば幸いです。

柳橋小学校の皆さん、本日はありがとうございました!またのご来校を心よりお待ちしています。

 

2025/09/27 宇宙探究セミナー開幕

今年も宇宙探究セミナーが始まりました。

宇宙や科学技術に興味のある1年次生、2年次生が集結。

1年次生は普通科の生徒も参加しています。

2年次生も4領域から参加しています。

講師は、筑波大学教授の亀田敏弘先生とデジタル化推進アカデミー学長の岩田敏彰先生です。

これから、5回にわたってGPSや気象衛星などを体験的に学んでいきます。

贅沢な5日間が開幕です。

2025/09/26 前期終業式

令和7年度前期終業式を行いました。

終業式に先立って、生徒会役員任命式、表彰式を行いました。

生徒会選挙立会演説会の様子生徒会選挙立会演説会の様子

学校を楽しくしたい、みんなの思いを実現したい、行事を盛り上げたいというやる気あふれる生徒会役員が誕生しました。

表彰式では、関東大会等で成果を残した生徒を表彰。実にいい笑顔でした。

コンテスト等で成果を上げている生徒が多いです。後期の表彰式も楽しみです。

10月1日 後期スタートです。未来に目を向け突き進めサイエンス生!

2025/09/20 ロボットアイデア甲子園東京都大会発表会

9月20日、東京都港区 東京タワーのすぐそばにある機械振興会館にて、ロボットアイデア甲子園 東京都大会の発表会が行われました。科学技術部の1年次生1名と2年次生1名が、発表者として選抜され、ロボットのアイデアについてプレゼンテーションを行いました。

1年次生による海岸清掃ロボット「ぴっく君~海を毎日美しく~」は、模型や動画を使ったプレゼンテーションが評価され、ロボットメーカー賞を受賞しました。

2年次生による農業を支援するための「農業遠隔管理ロボット」は、背景や用途がしっかりとまとめられている点が評価され、「東京都中小企業振興公社理事長賞」を受賞しました。

なお、見学者として参加した生徒たちも、プレゼンテーションの内容や審査員の先生方のコメントから自らの探究活動に関するヒントを得たり、他校の生徒と交流したりと有意義な時間を過ごしました。

2025/09/08 ようこそ臺北市數位實驗高級中等學校(Taipei Digital Exp...

台湾から10名の生徒と2名の教員が、本校を訪問してくださいました。

開校してまだ4年目の、デジタル専門の高校の生徒さんたちです。

本校の2年次生は、7月にオンラインで交流し、今回は台湾から来日、そして12月には本校生が修学旅行で訪問します。

ウェルカムセレモニーのあと、本校の授業を見学や体験をしてもらいました。

生徒たちがいま進めている研究内容についても、説明したり、質問を受けたりする場面もありました。

12月の再会を楽しみにしています!

2025/08/21 金沢大学ナノ生命科学研究所見学(江崎玲於奈賞受賞 安藤敏夫先生)

科学技術科化学生物領域2年次生1名が、「第21回江崎玲於奈賞」を受賞された安藤敏夫先生がいらっしゃる、「金沢大学ナノ生命科学研究所」の研究室見学会に参加しました。

安藤先生が開発された「高速原子間力顕微鏡(高速AFM)」の説明を聞き、それを用いたタンパク質の観察、施設見学等をしました。

安藤先生が、「高速AFM開発のきっかけは、『動くタンパク質分子がある。動くところを見てみたい。だったらそれが見られる顕微鏡を作ればいい。』ということだった。」とおっしゃっていました。純粋な知的好奇心からのスタートだったということに感銘を受けたと同時に、未来の科学者かもしれない本校生徒の皆さんにも、その気持ちを持ち続けてほしいです。

 

2025/08/29 筑波大学の野村研究室の設備で課題研究および研究体験!

公益財団法人科学技術広報財団(PCOST)の事業の一つとして科学技術科化学生物領域3年次生と2年次生、計2名が筑波大学の野村暢彦研究室で研究体験を行いました!

■ 主な活動

1. 課題研究:研究室の設備を利用したナノプラスチックの回収

臼井さんの課題研究テーマであるナノプラスチックについて、研究室の超遠心機を用いて試料から分離・回収を試みました。その結果、ナノプラスチックをペレット(沈殿物)の状態で取り出すことに成功しました。

 

2. 研究体験:乳酸菌の顕微鏡観察

市販の乳酸菌飲料に含まれる菌を「LIVE/DEAD染色」という手法で染め分け、蛍光顕微鏡で観察しました。これにより、飲料の中で乳酸菌が実際に生きていることを確認できました。

 

実験では失敗も経験しましたが、その都度原因を分析し解決策を探るという、科学的なプロセスを体験的に学びました。本校の生徒にとって、普段より一歩進んだ内容に挑戦する良い機会となりました。

 

野村研究室の皆様には、温かいご指導をいただき、心より感謝申し上げます。

 

2025/09/04 小学生が建築模型の学習

柳橋小学生3名が、建築模型の勉強にやってきました。

これから、自分たちで考えた未来施設をつくるそうです。

建築領域の教員から、模型の種類や何を伝えたいかで見せ方が変わるというレクチャーや、素材や作成のコツなどを教わりました。

熱心に聞き、質問をしながら自分たちの作るものをどう表現したいかを考えていました。